あしなが育英会の募金活動

 4/25(日)
夕方、街頭演説しようとして、平塚駅北口へ向かうと、
あしなが育英会の募金活動をしていた。
高校生や大学生たちが、
「親を交通事故や自殺、病気などで失った子どもたちが、
進学の道が閉ざされないようにしたい。
教育の機会の平等を!」と訴えていました。


私は、旗もマイクももって街頭演説準備バンタン!でしたが、
演説はやめて、その様子をしばらく見ていました。
熱の入った募金の呼び掛けにこたえて、
通りがかりの人がどんどん募金してくれていました。








ヘンテコパワー☆にやられるな!

4/13(火)
08:00〜11:00   事務処理をする
11:00〜13:30   市役所の担当課にヒアリング
13:30〜17:00   事務所で ボランティアの方と発送作業
20:00〜22:00   HP更新など 



足立区の自殺対策 「橋渡し役」を保健師さんが
今晩、3チャンネルで、足立区の自殺対策の取組をやっていました。


足立区では、区役所の保健師の方が、
区役所の精神保健の相談や多重債務の相談に来た人を、
生活保護につなげる取組みをしている、という内容でした。

この区の保健師の方が、必要とあれば、
自宅訪問もしながら踏ん張ってくれていました。
本当に素晴らしい!と思いました。
平塚も、平塚流のやり方で、
ぜひともこうした動きをつくっていきたい。

自殺対策にはこうした窓口と窓口を
つなぐ「橋渡し役」が、
不可欠です。誰かが支援しないと、
生活保護の申請すらできない。





● 自殺対策 ヘンテコパワー☆にやられるな
江口自身も議員として、「橋渡し役」をしています。

ただ、この「橋渡し役」を担うのは負担が大きい。
ストレスがかかる。
足立区の保健師さんたちの取り組みは、
本当にすばらしいのですが、
一部の職員の方だけにゆだねてしまうと、
キツイだろうと思う。

なぜか。
誤解を恐れずにいうと、
「ヘンテコパワー☆」にやられてしまうのだ。

「橋渡し役」を担って活動していると、
アルコール依存症だったり、
ギャンブル大好きだったり、
おかしな手紙を送ってきたりする人と出会う。
なかには、ストーカーっぽくになる人もいる。
どう考えても、「おい!変だぜ!」と思う人が、
けっこういる。


これを、私は、「ヘンテコパワー☆」
と呼ぶことにしています。



自殺対策に取り組むといっても、
「所詮、無理でしょう」と感じる人が多いのは、
このヘンテコパワー故だろうと思う。

ヘンテコパワーの威力を体験した人は、
「そんな耳障りのいいこといってもさ。
ありゃ、無理だな」
となるんじゃないかと思う。

手ごわいんだな。このヘンテコパワーは。


●「畑に来るのが忙しいから競輪場に行かない」


最近、サポーティングハウス「ひだまり」
(緊急避難用に市民の有志がアパートを借りて、
野宿者支援のために炊き出しをやったりしています)
では、畑班ができました。

市内の使っていない土地を
ただで提供してくれる若い女性がいて、
野宿のおっちゃんたちが楽しく畑をやっています。

競輪とアルコールが好きだった野宿の男性が、
毎日のように畑に出て、
鍬を持ってがんばっています。
竹の根が繁茂した荒れ地を
どんどん耕してくれています。
陽がよくあたる畑には、
玉ねぎが植えられていました。

こないだ、この畑に遊びに行ったら、
「畑に来るのが忙しいから、
競輪場にいかなくてすむ」と笑っていました。







野宿の人の人生を聞いて 見えてくること

2/19(金)
06:30〜08:00   資料の読み込みなど
09:00〜12:00   議会の質問の通告とその準備
14:00〜17:30   HP更新と街頭演説の準備
18:00〜21:00   市民の方と話し合い





有志が集まって、市内代官町にひと月5万円の
小さなアパートを借りて、緊急避難用のシェルターの
運営をはじめて、3カ月がたちました。
江口は、一月に2回、この場所で炊き出しを手伝っています。
この炊き出しを通じて知り合った野宿の人が、
一週間に一人くらいのペースで、江口事務所に来ます。
私は、彼らの「人生」を聞くようになりました。


具体的事例から
今週火曜日に江口事務所にいらした方は、50代の男性。
地方の出身。高校を出てから神奈川県内の工場で
15年以上働いてきました。しかし、そこをやめてから、
平塚にやってきて、市内の工場の派遣で働いていました。

ちょうど1年前に、この工場では派遣社員の全員が
首になってしまった。失業した彼は、
市内のアパートを出ざる得なくて今は市内で野宿をしています。
これまでもらっていた失業保険ももうすぐ終わります。

その彼曰く、
「辛かったのは、路上に出てすぐのころ。
公園で寝てみたけど寒くてね。
寝れないから一晩中歩いていた。
辛くて死ぬことしか考えなかった」と。

江口が、「寒いでしょう?生活保護とったら。」と言うと、
「住み込みができる製造工場で働きたい。」という。
彼は、改まったようにして「お願いがあるんだけど」と切りだすと、
「就職の面接するときに連絡先がないとやとってくれない。
申し訳ないけれど、江口さんが電話連絡先になってくれないか」という。
電話連絡先だけなら引き受けるよ、と言うと、
喜んで帰っていきました。



●水際の活動から見えてくること
この男性は、製造業で働きたい!とはりきっていましたが、
おそらくなかなかすぐには見つからないと思う。
仕事が仮に見つかっても、不安定なのは変わらない。

とりわけ製造業の仕事はなかなか見つからない。
住み込みとなるとなおさらだ。
製造業のコストが安い外国や国内も地方に
どんどん仕事が流れるから、仕事の絶対数が足りないのだ。

「あの人は、怠けていたからホームレスになったんでしょう」とか、
「野宿者支援に私たちの税金を使うのは許せない」という声を
私もよく聞きます。

だけど、そんな単純なことだろうか。
改めて言うまでもないのだけど、
世界のグローバル化が、国内の労働の絶対数を減らす。
そうして、そのスピードに、福祉が追いついていっていない。
生活保護などのセーフティーネットが実際には、
機能しているとは言い難い。

こんなことは、もちろん、
国の政治家も官僚も知っているだろう。

だけど、こうした構造的な問題がうみだす、
くしゃくしゃになった人生の厳しさを、どれだけ知っているだろうか。
私も、野宿の人たちの人生を聞くようになるまで、
やっぱりまるで知らなかったと思う。

世界のグローバル化の流れは、止めようがない。
ならば、どうする手立てがあるのか。
ドイツでは、小学校にも職業カウンセラーが学校に配置されていて、
進学しない子どもを安易に卒業させないで、
手に職をつけさせるように道筋をつけたり、
就労支援を徹底的にやっていると聞きました。

先日、ドイツに長年住んでいた知人が、
「世界の労働市場がどう動いているのか、
学校教育のなかで子どもたちに教えていく必要もある」
とおっしゃっていたのも、非常に印象的でした。


●民主党に期待すること 地域の政治に求められること

私は、野宿者支援を続けてこられた湯浅さんのような方を
内部で抱える民主党に期待をしています。

一方で地域の政治では、
文字どうり住民福祉の向上のために、
追いつめられた人をやすやすと見捨てて
自殺に追い込まないようにする、
そのために力を入れるべきだと思います。

同時に、安易な差別意識からいかに距離を置くことができるか、
そうしたことが、常に問われていると、
私自身は感じています。







地域の自殺対策を推進する地方議員有志の会  会員募集中

 2/8(月)
07:00〜09:00  事務処理をする
10:00〜12:00  議案説明会
13:00〜15:30  定例行政報告会 など
16:00〜17:30  移動 新宿へ
17:30〜20:00  地方議員有志の会の集まりに合流 話し合いなど

● 自殺対策に取り組む地方議員の方、募集しています

地域の自殺対策を推進する地方議員有志の会の総会が
開かれました。
会の代表(
川口洋一・大阪府高槻市議)、副代表(江口友子・神奈川県
平塚市議 &
中島かおり兵庫県芦屋市議)が再選されました。

この日の総会に、江口は参加できなかったのですが、
「自殺対策地方議員の会」として、あらためて「会則」を修正し、
仲間を増やして活動を広げたい、ということを話し合いました。

これから、会のサイトなども作り、
私たちの活動(研修会、視察、議会質問や
実現したこと等々)をお知らせしていきます。

都道府県、市区町村議会の議員の方で、
「自殺対策」に取り組みたいとお考えの方は、
ぜひとも一緒に活動していきませんか。
江口まで直接電話くださってもOKです。
(江口携帯 080-1014-3099へ)


●イケてる 選挙ポスター
地域の自殺対策を推進する地方議員有志の会のメンバーの一人、
三重県鈴鹿市議会議員の杉本信之さんのポスター↓、
これ超イケてますよね。



杉本さんの2期目のポスター。
ぱっと見、だれが候補者か、わからない。
ご家族勢ぞろい。



↑杉本さん3期目のポスター。
いい感じにセンスアップ。
4年が経って、子どもたちが大きくなっている。







みのもんたのサタデーすばッと で平塚の自殺対策取り上げられる

 1/30(土)
108:00〜09:30   事務処理をする
09:30〜11:00   資料を届けるなど  知人宅を訪ねる
午後から休みをいただきました

今朝、テレビを見ていたら、
みのもんたのサタデーずばッと」

平塚市の自殺対策について
河野太郎国会議員が取り上げていました。

河野議員は、
平塚では議員立法で自殺対策の条例をつくったことや
条例制定後の平成20年は、前年よりも自殺者が減ったこと
などを紹介してくれていました。

また、

平塚市の具体的取り組みとして、
市内すべての小中学生に、
市内外50数か所の相談窓口の一覧表を
配布していることなどもテレビで語ってくれました。

この相談窓口一覧表には、
いのちの電話相談などの民間の窓口のほかに、
市役所で行う生活保護の受け付け窓口なども網羅しています。

経済的に困窮したご家族は、
新聞や市の広報を手にしないことが多いと思いますが、
学校現場で子どもに配布することで
家庭に情報を届けるのが目的で、
配布しているものです。


平塚市では、平成20年に自殺対策の条例を施行させています。
自殺者の数は、一人でもいたら、それだけで多いと思いますから、
自殺者の人数の増減で一喜一憂するのはおかしいと
思いますが、

平塚市内の自殺者の数は、警察発表で、
平成19年が 71人
平成20年が 47人  でした。

地道な取り組みを積み重ねて
追いつめられて亡くなる方を
一人でも減らしていきたいです。








白浜レスキューネットワークの視察報告

●昨年11月19日〜20日に 和歌山県白浜町に 
地域の自殺対策を推進する地方議員有志の会で
視察にいきました。そのご報告です。

● 白浜で 断崖絶壁の自殺対策
景勝地で有名な観光スポット、和歌山県の白浜町の
三段壁は、自殺する方が多い場所です。




三段壁周辺では、定期的に
白浜バプテスト教会と町役場、警察の3者による、
パトロールが行われています。

また、ここでは、パトロールだけでなく、
三段壁におかれた電話ボックスのわきには、
「いのちの電話」と書かれた看板が設置してあって、
最後のSOSが出せるようになっています。





↑ 公衆電話の脇には、だれでもが使えるように、
10円玉もおかれています。


●白浜バプテスト教会の藤藪牧師のとりくみ
この活動の中心になっているのが、
白浜バプテスト教会↓の牧師、藤藪庸一さんです。
藤藪さんは、「白浜レスキューネットワーク」というNPO
2006年に立ちあげて、
牧師としての活動とは別に、自殺救援活動、自立支援活動を
行っています。




↑藤藪庸一牧師 

藤藪牧師は、
三段壁から、今まさに自殺しようとしている方を
時には説得し、教会で休養するようにすすめて、
必要があれば、牧師自身のご家族とともに
その方たちと共同生活しながら、自立に向けた
手助けをしています。

江口が、教会で宿泊させていただいた夜も、
数人の共同生活者の方が、牧師のご家族とともに、
夕飯をとり、一緒に暮らしていました。

藤藪牧師の活動は、まさに年中無休です。
私たちが滞在した夜も、夕飯の最中に
公衆電話からのSOSが携帯電話に入りました。

電話をうけて藤藪さんは、
すぐに、軽トラックでかけつけ、
三段壁の電話ボックスのそばにいた男性を
教会にむかいいれていました。

教会から三段壁までは車で2〜3分ほどです。
こうした活動を、一年中365日続けています。

深夜、藤藪牧師からうかがったお話しの一部を
ここに紹介させてください。


●藤藪牧師のお話
 白浜バプテスト教会では、1977年から先代の牧師先生が、
三段壁から自殺しようとした方のサポートをしてきています。
約20年間に672人の人の命を
救っています。

その後、後を継いだ私(藤藪牧師)が、
活動を引き継いで、
10年間で333人の人を救っています。

活動はじめた当初は、すべて自腹をきってやっていました。
生活費としてたくさんのお金をもらったら、
それが権利になってしまいます。
そうなると、こちらが本当のことを言えなくなってしまう。
自殺の問題は、その人が抱えている問題を本当に変えていかないと
ダメなんです。抱えている問題に手を加えないとダメ。
そうしないと同じことをくり返してしまう。

現在は、共同生活者とは、一人ひとりと契約を結んでいる。
Aさんは5,000円、B
さんは1万円払う、といったふうに。
そうしたお金のほかに会費と
カンパなどで運営しています。

 国の自殺対策は、うつ病対策と自死遺族支援が中心です。
これは、人が人にふれあわない対策だと思う。
仮に、自分も何かしたいと思う人がいたとしても
普通の人が関われない。
また自殺の問題に対する深い理解が足りないようにも思う。

 

今、「自殺する人は自分勝手だ」なんて言うと、
総スカン食らうでしょう。そういう雰囲気があるでしょ、今は。
そうした雰囲気は、自殺の問題の本質を遠ざけてしまう。

 

実際に、自業自得であるようなことが原因で自殺する人もいる。
そうであるにもかかわらず、そういうことには蓋をしてしまう。

本当はそうじゃなくて、
「この人、愛しづらいよね」と見せてしまっていいんだと思う。

 

僕自身も感じるいら立ちがある。
僕よりも他の人はもっとそういういら立ちを感じるはず。
愛しづらい人を前にしたいら立ちを隠して、
嘘を言うと、
「そんなことは嘘だ。欺瞞だ」と思う人が必ず出てくる。
その方は、まったく、自殺の問題に耳を貸さなくなってしまう。

 

どう考えても、変です、という人はいる。
愛しづらい人、っています。

 

だけど、そうした人たちが、
どういう環境で育ってきたのか、
そうしたことを考え、みつめたとき、
その背景にあるのは、社会の問題です。


日々に活動は大変だけど、
教会で暮らす共同生活者がいなくなるとさみしくなるんです。
この週末にまた
2
人が自立します。
さみしいんだけど、責任を果たせてほっとするのも事実。
こういう感覚は、どうやら、
僕の子どもたちも持っているようなんです。

 

僕の場合、布教は二の次。
まずはその人が幸せになってくれたらいい。
将来は、その人が教会とつながってくれたらばいいなと思う。

 

共同生活者には、
「どうしょうもなくなったらいつでも帰っておいで」
って思っているんです。

僕は、生活保護は一切考えていません。
僕は、彼らと共同生活しながらお互いに助け合って
なんとかしようとしているんです。
共同生活すれば、20人一緒に暮らしていても、
そんなにお金はかからないものです。

一方で、生活保護は、ぜったいになくしてほしくない制度です。
だけど、僕は、生活保護は使わない。
彼らを「丸抱え」したいと思っているんです。

どのくらい覚悟を決めて、その人と生活するかだと思う。
たとえば、グループホームをつくって一緒に生活したら、
職員の力もさらにのびるし生かされるんだと思う。

  

教会での日々は、方法論をつくっているわけではない。
朝のミーティングの時に、
その日やることが決まっていない人には、
「○○してね、△△してね」と伝えておきます。

ひとつ一つできたこと、やれたことを確認し、
ほめます。そうしたことを積み重ねて、自分で働いて
自立していけるように、手助けをするのです。



このほかにも、多くのことをお話しくださいました。
おいおいまたご紹介できたらと思います。
最後に、藤藪さんを囲んで、仲間の議員と一緒に
写真をとりました。

↓写真の2段目左から2番目が、藤藪牧師です。









福島みずほ内閣府自殺対策特命担当大臣に要望書を出しました

 12/18(金)
6:30〜09:00   事務処理をする
10:30〜       移動
12:50〜13:45  打ち合わせ
14:00〜14:40  福島みずほ内閣府自殺対策特命担当大臣に要望書を提出
15:30〜16:00  大島敦内閣府自殺対策特命担当副大臣に要望書を提出
17:00〜17:20  阿部知子衆議院議員 からお話しを聞く
18:30〜20:00  議員有志の会メンバーと夕飯食べながら情報交換
23:00〜24:00  事務処理をする

●福島みずほ内閣府自殺対策特命担当大臣のことば 「減らしません」
先月開催された 行政刷新会議の事業仕分けで、
自殺対策予算の普及啓発活動について、
3分の1縮減という評価を受けました。

この「縮減」の結果を受けて、
地域の自殺対策を推進する地方議員有志の会で、
予算削減をしないよう、福島大臣に要望しにいきました。



兵庫県高槻市の川口議員が要望書を読み上げ↑ました。

それに対して、福島大臣からは、
「自殺対策にあてる予算は減らさない。」という
力強い言葉をいただきました。







大臣の言葉をいただいて、
私たち地域の自殺対策をすすめる地方議員有志の会メンバーみなは、
ほっと胸をなでおろしました。

私自身は、はじまってばかりの自殺対策の普及啓発予算を
国が減らすことは、
自殺対策そのものに対する国の姿勢が消極的だと
思わせてしまうと心配していました。









自殺対策議連で こころのカフェ きょうと を視察

 11/19(木)〜20(金)

 5:50〜8:30    京都へ移動
11:30〜13:00  京都市こころの健康増進センター視察
14:00〜16:30  和歌山県白浜に移動
17:00〜17:45  白浜レスキュー隊のパトロールに同行
18:00〜18:30  夕飯
18:30〜19:00  藤藪さんの後を追いかけて三段壁へ行く
21:30〜23:30  藤藪さんからお話しを伺う


●こころのカフェ きょうと  見学
江口が副代表の「地域の自殺対策を推進する地方議員有志の会」の定例会をかねた研修会を行いました。

 まず
「京都市こころの健康増進センター」を訪問しました。
ここでは市民のこころの健康に関する情報提供や相談を行っています。

(写真 地域の自殺対策を推進する地方議員有志の会メンバー、左から↓
田中 優子 東京都世田谷区議会議員
江口 友子 神奈川県平塚市議会議員
山本 芳弘 京都府大山崎町会議員
川口 洋一 大阪府高槻市議会議員
野本 恵司 埼玉県鴻巣市議会議員

今回、京都市こころの健康増進センターを訪問した目的は、
市民団体「こころのカフェ きょうと」の活動を見ることでした。

「こころのカフェ きょうと」は、
京都市こころの健康増進センターの一室を借りて、
自死遺族の方のために
『わかちあいの会』を開催しています。

また、『わかちあいの会』よりももう少し気軽に
気軽になんでも話すことができる
『フリースペース』も、定期的に開催しています。

以下は、「こころのカフェ」のパンフからの抜粋です。↓



●こころのカフェ きょうと 代表の石倉紘子さんのお話し

あまり時間がなかったのですが、こころのカフェ きょうとの代表で
ご自身も自死遺族である石倉さんからお話しを伺うことができました。

(↑ 中央が石倉紘子さん )

石倉さんは、「センターという公共施設の一室で、
自死遺族のための『わかちあいの会』や
『フリースペース』を開催できることが大事」と
おっしゃっていました。

なぜ、大事か?
具体的にこれまでの経験を踏まえてお話しくださいました。

石倉さんをはじめとするボランティアの方たちは、
『わかちあいの会』や『フリースペース』にいらした方の
相談を聞きながら、必要があれば、
生活保護の申請などの手助けをしているわけですが、

そのなかでも、
「ここぞ!」という場合(ご本人の体調など思わしくない場合)は、
京都市こころの健康増進センターの職員の方が、
市や保健所の保健士に対して、
生活保護申請窓口への同行を要請する
といったことをしているというのです。

つまり、公共施設であるこころの健康増進センターは、
単に、会議室を市民団体に貸しているだけでなく、
実質的に、協力して相談業務をやっているのですね。


これは、すごい!と思いました。

たとえば、
一家の大黒柱を自殺でなくして、
気持ちも生活も弱り果てている人がいるとします。

その方が、生活保護の相談窓口で、
「夫が自殺でなくなって、生活が困りました」と、
その困窮ぶりを生活保護申請の担当者に伝えることは、
実に難しいし、苦痛なことだろうと思います。

そもそも、人は、
本当に困っているときに何に困っているのか、
なかなか的確に伝えられない、ものだと思うのです。
加えて、
生活保護申請のための担当者からの質問攻めは、
相当気がめいるものです。

だから、家族を自殺で失って生活に困りどうしょうもないときに、
保健士さんが生活保護の申請に同行してくれるとしたら、
心強いだろうと思うのです。
自死遺族に限らず、精神的に追いつけられた方が、
生活保護申請を無事にして保護を受けるためには、
しかるべきだれかの同行や手助けがないと、
保護申請までこぎつけられないというのが、
実情だと私は思っています。

また、さらに、石倉さんたちは、
単に、行政サービスの窓口や法律相談窓口を
紹介するだけなくて、
その後どうなったのかも確認している、というのですから、
すごいですよね。
これこそ、必要な支援だと感じました。


こころのカフェ フリースペースは、
ただの会議室のまま使うのではなく、
下の写真のように、机にテーブルクロスをひろげて、
入り口には、かわいい飾りをつけて、
くつろげる温かい雰囲気づくりにも、
ボランティアの方たちが心を配っていました。

こういう心配りにも、すばらしいな、
真似したいなと思います。

(↑ センターの一室 こころのカフェフリースペース会場)











全国自死遺族フォーラム2009が開催されます

 8/16(日)
一日お休みをいただきました

●全国自死遺族フォーラム2009

全国各地の自死遺族グループがつくる「全国自死遺族連絡会」
(=田中幸子世話人・仙台市)のフォーラムが開催されます。

日時:9月5日(土) 午前10時〜午後4時
ところ:日本財団ビル2階 大会議室



詳しくは、

全国自死遺族会のHPをご覧ください。
江口もフォーラムの午前中だけ参加させて
いただこうと思っています。






平塚市の自殺対策研修会 「自傷行為の理解と援助」

 8/10(月)
07:30〜09:00  資料を読む
10:30〜14:00  市民の方との話し合い
14:00〜16:00  自殺対策研修会@勤労会館
20:00〜22:00  江口事務所引っ越し準備など

大会議室満員の会場で
平塚市の勤労会館の3階大会議室は、
300席の椅子が入る大きな部屋ですが、
そこが満員でした。
自治会の民生委員などをつとめている方の
参加が多いように思いました。

平塚市のくらし安全課が主催したこの講演の内容は、
「自傷行為の理解と援助」でした。
講師は、国立精神・神経センター精神保健研究所
の松本俊彦氏です。
とてもわかりやすい内容でした。

●講演の内容から 「自傷行為とは何か」
講師の松本先生は、
まず、自傷行為とは何かについて語ってくれました。

松本先生は、
「【自傷行為は、心にふたをする行動】で、
リストカットする若い人たちは、
グツグツした感情を自傷行為で
ふたをしてしまっている。
耐えがたい心の痛みを、
体の痛みでふたをしてしまう」と
話しして、自傷行為が、どういうものなのか、
言葉を変えて、何度も説明してくれました。

また、こうも言っていました。
「自殺したり、人を殺したりすることを抑えるためにやっている
生きるための自傷行為が、死を引き寄せてしまう」と。

●「10代の若者の1割は自傷している」
松本先生の調査では、10代の若者の1割は、
リストカットしているという。

その数の多さは、たとえば、
リストカットする女の子を主人公にした漫画、
『ライフ』が950万部も売れていて、
この驚異的な数字を見ても、わかる、という。
リストカットしながらも生き抜く主人公に
共感する若者が多い、ということではないか、
と松本先生は話ししてました。


リストカットをする人の数の多さと
そのにっちもさっちもいかない感情の苦しみを
思うと、
リストカットしてはダメだなどと
目の前の苦しんでいる人に言うことが、
何にも役に立たないといことが、よくわかります。
役に立たないどころか、
害、でしかない。

だけど、実際に、
目の前の人に、その困難を打ち明けられたときに、
どうしているだろうか。
もっと言うと、
目の前の人にその困難な状況を見せられたときに、
「いったいなんだって、私にそんなこと言うんだ」
という気持ちが一瞬よぎるってしまうことがあるのではないか。
忙しいのにな、まいったな、とか、思うのだ。

そんなんだと、リストカットする人は、
なかなか打ち明けられないし、
支援を求めることができないわけだ。

松本先生は、
自傷を無視したりしないで、
大事なのは、チームを組んで複数で支援に
あたること、だと言っていました。
チームを組んで複数で支援にあたるところがあれば、
相談を受けた人は、そこに相談を
持ちかけることもできる。
そういう体制を、できるだけ早くつくりたいと思う。





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